投資

【VOO】インデックス投資の最適解!?王道の米国ETF

【VOO】はインデックス投資の王道とも言えるETFです。

とても人気があり、最も有名なETFと言っても過言ではありません。

著名投資家のウォーレン・バフェット氏は、

自分の死後は、資産の90%を低コストのS&P500インデックスファンドに、10%を米国短期国債に投資するように

と、奥さんに伝えているそうです。

VOOの特徴
  • S&P500指数に連動
  • インデックス投資の王道
  • 経費率が低い

バンガードS&P500ETF【VOO】とは

【VOO】はバンガードS&P500ETFといいます。

米国の主要業種を代表する大企業500銘柄で構成される、S&P500指数に連動したパフォーマンスを目指しており、大型株を中心に構成されています。

S&P500指数とは:

時価総額をベースにした指数で、採用銘柄は約40業種に及んでいます。NY市場の時価総額の約75%をカバーしていて、市場全体の動きを表す指標として機関投資家などに広く利用されています。

Yuki

「NYダウ」「S&P500」「NASDAQ」は特に有名な指数となっています。

【VOO】の基本情報

構成銘柄505
分配利回り1.66%
(過去12ヶ月分配金利回り)
分配頻度年4回(3,6,9,12月)
経費率0.03%
設定日2010/09/07
2022年9月30日 現在

【VOO】のチャート

VOOの設定来のチャートになります。

VOOはリーマンショック後に運用が開始された比較的あたらしいETFです。

コロナショックの影響もあり株価が急落しましたが、すぐに回復して最高値の更新を続けています。

チャートで見ると、上下を繰り返しながらキレイな右肩上がりとなっていて、インデックス投資の王道と呼ぶに相応しいETFです。

現在は、コロナ後の金融引き締めの最中であり、ピークからは大きく下落していますが、アメリカの大企業に一括投資できるのは魅力的です。

【VOO】の利回り

対前年末株価から算出した、過去5年の分配利回りです。

分配利回り
2021年1.58%
2020年1.80%
2019年2.42%
2018年1.93%
2017年2.13%

過去5年の平均利回りは、おおむね2%となっており、直近だと2%を割り込んでいます。

分配利回りは低めになっていますが、チャートから見て取れるように、値上がり益(キャピタルゲイン)が非常に優れています。

Yuki

分配金はおまけ程度で。

【VOO】のリターン

トータルリターン
1年-15.39%
3年8.16%
5年9.23%
10年11.68%
設定来12.54%
2022年9月30日 現在

VOOの設定来リターンは10%を超える、優れたパフォーマンスです。

分配利回りは2%程度ですが、圧倒的な値上がり益が見込めます。

Yuki

本当に「これさえ買っておけば良い!」と思えるETF。

【VOO】の構成

情報技術セクターの割合が最も多く、25%以上を占めています。

ヘルスケア、一般消費財、金融などが続き、それぞれ10%以上を占める割合となっています。

2022年9月30日 現在
Apple Inc.情報技術6.85%
Microsoft Corp.情報技術5.70%
Amazon.com Inc.一般消費財3.29%
Tesla Inc.一般消費財2.32%
Alphabet Inc. Class A通信サービス1.88%
Alphabet Inc. Class C通信サービス1.69%
Berkshire Hathaway Inc. Class B金融1.58%
UnitedHealth Group Inc.ヘルスケア1.55%
Johnson & Johnsonヘルスケア1.41%
Exxon Mobil Corp.エネルギー1.19%
2022年9月30日 現在

GAFAM(アップル、マイクロソフト、アマゾン、アルファベット、メタ(フェイスブック))が構成銘柄上位を独占しています。

Yuki

構成銘柄TOP10に入っていたメタ(フェイスブック)は、1.02%で11番目になっています。

代わりに、近年S&P500に採用されたテスラが2.32%で構成銘柄上位に組み込まれています。

VOOは、GAFAMだけでおよそ20%の割合を占めるETFです。

まとめ

VOOは、低コストでS&P500に投資ができ、インデックス投資の王道と言えるETFです。

  • 株価は10年で3倍
  • キャピタルゲインが優れている
  • 経費率が0.03%と低い
  • 買付手数料が無料(SBI証券、楽天証券など)

リーマンショック後に設定された比較的あたらしいETFですが、右肩上がりで順調に成長を続けています。

Yuki

永久保有を前提に適宜買い増しています。

分配金は控えめですが、すべて再投資に利用しています。