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楽天モバイル 1GB以下0円が廃止!乗り換え?そのまま継続?

2022年7月1日から、楽天モバイルが提供開始した新プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」は、これまで提供されていた「Rakuten UN-LIMIT VI」に代わるものです。

この新プランにより、楽天モバイルの大きな特徴であった、1GB以下0円が廃止となりました。

0円でスマホを運用していた方や、これから契約しようと思っていた方にとっては改悪だと言えます。

私自身、楽天モバイルを契約していたので非常に残念です。

今回の件を受けて、楽天モバイル→POVO2.0に乗り換えを実施しました。

しかしながら、楽天モバイルは月額3,278円(税込)でデータ無制限で利用できたり、楽天市場でポイント倍率がアップするSPUの対象であったりと、まだまだお得なサービスであることに間違いありません。

この記事では、楽天モバイルの0円廃止の概要や乗り換えるべき人、最適な乗り換え先までを徹底解説します。

楽天モバイルが0円運用の廃止を発表

楽天モバイルは、1GB以下のデータ容量は月額基本料が0円、国内通話もRakuten Linkアプリを使えば無料になるため、スマホの0円運用や大容量データSIMを組み合わせた格安運用ができていました。

楽天モバイルと大容量データSIMを組み合わせて、スマホを運用していた方は多かったのではないでしょうか?

しかし、2022年7月より新プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」の提供がスタートしたことでこれまでの0円プランが廃止となってしまいました。

0円運用できるのは2022年10月31日まで

楽天モバイルを0円運用できるのは、2022年10月31日までとなっています。

2022年7月より0円運用廃止となりましたが、「データ1GB/月以下だった方限定!プラン料金最大4カ月実質無料キャンペーン」の適応で、月間のデータ利用料が1GB以下に収まった場合、ポイントが還元されるため、実質0円になります。

2022年5月に新プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」を発表

楽天モバイルは2022年5月に、新プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」を発表しました。

新プランと旧プランの主な違いは、以下の通りです。

<料金プラン>
・「Rakuten UN-LIMIT VI」(旧)
※1回線目のみプラン料金(月額0円~2,980円(税込3,278円))が適用されます。
0GB~1GB : 0円
1GB~3GB : 980円(税込1,078円)
3GB~20GB : 1,980円(税込2,178円)
20GB以上 : 2,980円(税込3,278円)

・「Rakuten UN-LIMIT VII」(新)
0GB~3GB : 980円(税込1,078円)
3GB~20GB : 1,980円(税込2,178円)
20GB以上 : 2,980円(税込3,278円)


<パートナー回線エリアのデータチャージ料金>
・「Rakuten UN-LIMIT VI」(旧)
国内: 1GBあたり500円(税込550円)
海外: 1GBあたり500円(不課税)

・「Rakuten UN-LIMIT VII」(新)
国内: 1GBあたり600円(税込660円)
海外: 1GBあたり500円(不課税)


<OS標準の電話アプリに関するオプションサービス>
・「Rakuten UN-LIMIT VI」(旧)
10分(標準)かけ放題 : 1,000円(税込1,100円)

・「Rakuten UN-LIMIT VII」(新)
15分(標準)かけ放題 : 1,000円(税込1,100円)

1番大きな違いは、1GBまでの月額料金となっています。

1GB/月以下のデータ使用量であれば0円でしたが、新プランでは最低でも1,078円の基本料金が発生します。

他にも、データチャージ料やオプション内容に変更が見られます。

楽天モバイルの0円運用廃止で乗り換えるべき人

楽天モバイルの新プラン提供に伴い、他社に乗り換えるべき方は「これまで1GB以下のデータ使用量でスマホ運用してきた人」です。

もともと使用量が少なかった方、サブ回線として持っていた方、複数のSIMと組み合わせて運用していた方が当てはまります。

2022年11月以降は、1GB/月以下の利用でも1,078円の基本料金が発生してしまいます。

大手キャリアのahamoやPOVO、LINEMOといったサブブランドや格安SIMなどにより、安くお得なプランがあるため、無理して楽天モバイルにこだわる必要はありません。

楽天モバイル0円運用廃止でもデメリットは限定的

楽天モバイルは0円運用が廃止されましたが、毎月のデータ使用量が1GBを超える方には特に影響はありません。

通話定額オプションの「10分(標準)通話かけ放題」を追加している方は、対象時間が15分へ拡大するというメリットがあります。

また、楽天市場でのお買い物が多い方などは、SPUの対象になるので、引き続き楽天モバイルを利用するのが良いでしょう。

楽天モバイルからの乗り換え先

楽天モバイルで0円運用していた方の乗り換え先の大本命は「POVO2.0」です。

povo2.0は月額基本料金が無料なので、楽天モバイル同様0円運用が可能です。

だだし、0円運用するためには、いくつかのポイントや注意点があるので↓の記事で解説します。

まとめ

楽天モバイルは2022年5月に新プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」が発表され、0円運用廃止が決定しました。

新プランは、これまで提供されていた「Rakuten UN-LIMIT VI」に代わるもので、2022年7月1日から提供がスタートしています。

これまで0円運用していた方にとっては残念な改悪ですが、10月31日まではポイント還元で実質0円運用が可能です。

それ以降は安くても月額1,078円の月額料金が発生します。

しかし、もともと1GB/月以上使用していた方にとっては、特に影響はありません。